みどころプレビュー
ラインナップ
  • 【其の壱】 新仕事人・瓦屋の陣八郎、現る!
  • 【其の参】 燕天と縁天寺の怪しい面々
  • 【其の伍】 燕天vsお菊!?
  • 【其の七】 陣八郎&お宮の仕事を目撃せよ!
  • 【其の弐】 ふく、縁切り寺に駆け込む?
  • 【其の四】 後妻(うわなり)打ちって何?
  • 【其の六】 山本美月さんがお宮を熱演!
  • 【其の八】 まるで本物の姉妹?その理由は……
其の壱 新仕事人・瓦屋の陣八郎、現る!『必殺仕事人2015』の一番の目玉は、30年ぶりの『必殺』出演となる遠藤憲一さんが演じる流しの仕事人・瓦屋の陣八郎です。背中一面に彫られた見事な天女の刺青は、ぜひ本編にてご覧あれ。

表家業の瓦屋もそっちのけで博打と女遊びに熱心な陣八郎ですが、時折見せる鋭い眼光は、ただの遊び人ではない迫力を感じさせます。

其の弐 ふく、縁切り寺に駆け込む?今回の舞台となる縁天寺は、いわゆる縁切り寺です。

「三行半を突きつける」という言葉がありますが、江戸時代、離婚とはあくまで夫が妻に離縁状をわたす ことで成立するものであり、妻の側から離縁状を渡すことは許されていませんでした。
そこで女性のための救済措置として存在していたのが、縁切り寺です。離婚を望む妻たちは、縁切り寺に 駆け込み、寺の雑用などをしながら2~3年を過ごすことで、晴れて自由の身となることができたのです。 実在する縁切り寺としては、鎌倉の東慶寺、上州新田郡(上野国)の満徳寺が挙げられ、東慶寺には、江戸末期の150年間で2千人が駆け込んだと言われています。
寺への駆け込みは、文字通り寺の中に足を踏み入れるだけでなく、髪につけたかんざしや履いている下駄を寺内に投げ入れることでも認められたと言われています。

今回、めずらしく夫の小五郎と夫婦ゲンカをしたふくが足を向けたのが、この縁切り寺なのですが……。
其の参 燕天と縁天寺の怪しい面々
やむにやまれぬ事情で夫との離縁を望む女性たちが駆け込む縁切り寺ですが、今回の物語に登場する縁天寺には何やら裏がある様子。縁天寺に潜む陰謀の正体とは!?

僧侶というには派手な衣装をまとい不気味な笑みを浮かべる住職・燕天を筆頭に、視察と称して寺に足しげく通う寺社奉行の江田島兼良、小僧の末松や女衒の梅助など、怪しげな面々がずらり。

さらに、彼らの背後に影のごとく控える凄腕の浪人・雉沢清十郎も謎めいた殺気を漂わせます。

其の四 後妻(うわなり)打ちって何?今回の『必殺』は、江戸時代の一風変わった風習「後妻(うわなり)打ち」のシーンで幕を開けます。「うわなり」とは文字通り、後妻の意味。さて、劇中でこの仲裁役を務める人物とは?
今回の『必殺』は、江戸時代の一風変わった風習「後妻(うわなり)打ち」のシーンで幕を開けます。「うわなり」とは文字通り、後妻の意味。

男性が妻と離縁して一か月以内に後妻を迎えた 場合、前妻が後妻の家を襲ってもよいとされて いました。その際、前妻はあらかじめ予告をした 上で、親しい女子仲間を集めて、ほうきやすりこ木、竹刀などの武器を片手に後妻の家を訪れます。

一方、後妻の側も仲間を集めて防戦。そして、両軍入り乱れての乱戦となるのですが、タイミングを見計らって仲立人と呼ばれる仲裁役が現われ、その場を収めるという仕組みになっていました。

其の伍 燕天vsお菊!?和久井映見さん演じるお菊が見せるさまざまな扮装も、このシリーズの楽しみのひとつ。これは一体、どんな事態が!?
これは一体、どんな事態が!?

昼には三味線を手に常磐津の師匠としての顔も見せ、情報屋として活動する際には芸妓に扮して料亭にあがることもあります。

そんなお菊が、今回、縁天寺の住職にして「女の敵」である燕天と対峙することに。しかも、身にまとうのは、いつもの華やかな衣装とは打って変わって粗末な着物。

其の六 山本美月さんがお宮を熱演!毎回、ドラマを彩る若手女優の存在も『必殺』のみどころですが、今回は、山本美月さんが陣八郎の妻の仕事人・泣きぼくろのお宮を演じます。驚きの組み合わせにもご注目ください。

過去のとある出来事が原因で口をきくことができない
お宮は、ふだんは黙々と表家業の髪結いをこなし、
健気に陣八郎につくします。
さらに裏稼業では、鬼気迫る表情を見せることも。

「いろんな分野で活躍してて、画面の中で見てかわいいなって思ってたのに、
いきなり自分と夫婦役ってウソだろ」
とは、陣八郎を演じた遠藤憲一さんのコメント。

【其の七】 陣八郎&お宮の仕事を目撃せよ!仕事人と言えば、楽しみなのが仕事道具です。2人がこの仕事道具を駆使して、どんな仕事をするのか!?本編を見てのお楽しみです。

これまでも、2010に登場したカルタのリキや、2013に登場した胡桃割りの坐坊など、さまざまな仕事人たちがバラエティ豊かな技を披露してきました。

そして今回は、
遠藤憲一さん扮する瓦屋の陣八郎と、
山本美月さん扮する泣きぼくろのお宮が、
夫婦仕事人として悪人たちを的にかけます。

【其の八】 まるで本物の姉妹?その理由は……みさととゆいは、母のお市に連れられて縁天寺に駆け込んできた姉妹です。本物の姉妹が演じるみさととゆいに、ぜひご期待ください。
本物の姉妹が演じるみさととゆいに、ぜひご期待ください。

「いくら姉妹とはいえ、そっくりすぎる」と思ったアナタは正解。実は、この2人、本物の姉妹なのです。演じているのは、宮武美桜さんと宮武 祭さん。